着物の記憶 ① 七五三の着物

着物の記憶

私が着物を着た思い出で一番古いのは七五三の時。とは言っても、実際の七五三の時の着物の思い出はほとんどなく、千歳飴が嬉しかった記憶ばかり。

七五三が終わった後、着物の肌触りが好きだった私は母に着たいとねだって、家のなかで着たり、ついには夜寝る時に羽織って寝ていた。

母親はおおらかな性格だったので、七五三も終わったし、喜んでいるなら着倒したほうがいいと寝巻きがわりにするのを笑ってみていた。

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