長襦袢の下に何を着るか。
着物スリップや肌着、肌着の下はペチパンツか、裾除けかあずまスカートか。それぞれ好みがあると思うが、私は自装を始めた当初から肌着と裾よけ。これ一辺倒である。
一辺倒とは言っても、肌着の素材を変えたり、サイズや花嫁さん用にしてみたり。裾よけもこれで4枚目。
一番初めに買ったのは白のベンベルグでレースがついたよくあるもの。大久保信子さんの本を読んで、晒しの力布をつけて改造した。肌着も大久保さんの本を読んで深く抱き合わせられるように改造している。
それから、化繊の絽の裾よけも購入したことがあるが、見た目ほど涼しくはないので、あまり出番がないままになってしまった。
しばらく改造した裾よけを愛用していたが、若干サイズが大きくて、体に巻きつきすぎだったので、こまものや七緒で大久保信子先生監修の裾よけを買ってみることにした。
色は梅鼠。自分だけにしか見えないが、普通の白い裾よけより着ていて気分が上がるというか、もう大好きな裾よけだった。
機能は自分で改造した裾よけと同じで、幅広の晒しの津から布をつけたおかげで、斜め下からぐっと下腹部が持ち上がって、スタイルアップする。
従来の裾よけには着物や長襦袢をダイレクトに汚さない効果と、着物や長襦袢にかかるテンションを逃す役割がある。力布がついたこの裾よけはそれプラス下腹部を締める効果があり、着姿が良くなる。
私は力布をつけた裾よけを使う前は、普通の裾よけの下に自分で晒しで作った湯文字を巻いていた。
湯文字とは昔の下着である。男性の褌みたいなもの。着物を汚さないために昔の女性は湯文字を巻いていたのだ。しかしそれプラス、下腹部を締めてスタイルアップをする効果、着物にかかるテンションを和らげる効果、それと下着が外に響かない効果があるなと私は思っていた。
実際、効果はあると思うが、なんせ洗濯物が余計に増えてしまう。それと、体にピッタリと着物が沿うように、肌着や湯文字、裾よけは毎回洗った後にアイロンをかけていたのだが、それもだんだん億劫になってきた。手間の枚数を減らすために、現在は湯文字を使っていない。
そして長い間、七緒オンラインで買った梅鼠の裾除けを一年中巻いていたのだが、私がテンションをかけすぎたのか、洗いすぎたのか、生地が弱くなって、ついには縦に生地が裂けてしまった。
これでは使えない。
次は前から気になっていた、たかはし着物工房の満点ガードル裾よけを買ってみた。ガードルという言葉に引かれたのは言うまでもない。
気になるのは、お尻からふくらはぎにかけて取り付けられた「防水布」
もしもの時のためにとてもいいアイディアではあるが、暑いかもしれない。
この裾よけは巻き方にコツがあって、上手に角度をつけて引っ張りながら巻かないと効果が半減、あるいはゼロになりそう。
着物を着ながら、巻き方を工夫していこうと思っている。
今年の秋はすずろベルトワイドと裾よけ、二つを新調した。どちらも決して安いものではないが、使いこなすと着付けの味方になってくれそうだ。

